2017年3月22日水曜日

道は険しいのよ。

犬は犬である。
犬太郎とか犬子とかではない。
匂いだってさ、これ、獣臭だよ!
獣臭は獣臭(笑)

まぁ、犬を飼うと気にしなくなるね。ほんと。
多分ね、慣れた。

犬のご飯?いや、餌である。餌。
まぁ、ご飯でもいいけどさ、やっぱ餌って感じなんだよな。
家族の一員だぞ?はい、それは確かに、そういう感覚が無いと
犬なんて飼えないと思う。
そういう折り合いをつけないと、話通じない相手に対してね。
迎え入れる側の心意気は大切ではある。その時、
だからと言って、やつは所詮、犬であり獣である。
祖先は狼だよ。
そういうの感覚、大事な事だと思うのだ。

なまじ擬人化しないほうがすっきりする。腑に落ちるという事が沢山あるわけだ。

面白い考察をしているサイトがあった。
ドッグアクチュアリーというサイトの中の記事

史嶋さんという方の記事がとても為になる。
腑に落ちる。


人間の手は、犬から見たら、第二、第三のマズル(意思表示をする顔とでもいうのか)
というのだ。
つまり、犬は口(鼻先)を上に向けたり、開いたり閉じたり、そむけたりするわけだけど、
人間は、顔の他に、手がある訳で、それも顔と同じような認識をしているんじゃないかと。
まるで、3つの顔を持つキングギドラのように。
この考察には、とても納得がいった。
人間が手のひらを広げてパーの仕草をすると、犬の口をガオって広げたことと同じ
一指し指を上に向けて指すと、犬の鼻先が上に向いたことと同じなどなど。

犬は人間のように手先を機用に使えないかわりに、子犬を咥えるのも口。
子犬のお尻についたウンチをとるのも口(舌)でぺろぺろ
敵を排除するのも口(牙)だもの。
これを手を使って表現する。
で、手から餌を上げるって言う行為も、親犬が、子犬に口移しで餌を上げることと
同じことだという。
なるほど、確かにそうだ。

それにしてもだ・・・・・自分のウンチを食ったその口で
俺の顔をペロペロするのは勘弁してほしい。あくまでも人間の都合だけどね。
犬にとっては、関係無いのだけれど。
食糞なるキーワードなんぞ、全く知らなかったけど、結構あるのね。

自分のウンチに興味が無くなる、又は「はやく片付けてくれよ、おい」なんて
言ってくれればね、いいけどね、そうはいかないのが、獣道。

子供に対する責任が親にあるように、犬に対しても責任があるのだよ。ハハハ。
人間の傍で、狼を祖先に持つ獣が暮らす訳だから
そらぁ、リーダーである俺が責任を持たねばならないだろう。
その為にも、獣語を理解せねばな。

獣道を極めるために、今日も訓練するかね?

そう、犬を訓練するのではなく、飼い主である俺を訓練する訳さ。
リーダーとしての訓練
獣のリーダーね。

ほんと、獣道は険しいね。