2011年10月26日水曜日

ダイバーズウォッチの夜光テスト・・・・つか、視認性について

さぁ、前々からやってみたかった、
夜光のテスト。

なかなか、めんどくさいな〜って思っていたのですが。
時計買ったので、ダイバーズウォッチ比較ってことで、
やってみました。

さ、
真っ暗闇です。蛍光灯に数分、同一条件で照らした後、
カメラを三脚に固定して4秒間露光(夜景モード)

ピントは、補助光オンにすれば撮影できます。
カーボン三脚、久しぶりの活躍(笑)
コンデジ(ペンタのワンテンデジタル)健闘しております。
(一眼、使えよって感じですが、ま、そのうち、K-7使いますよ、ええ。)

そして、こんな感じ↓
実際の話、ここまでまっくらな状況も少ないと思いますが・・・・・。

左:セイコーファイブ スポーツ SNZH51J1 
真ん中:セイコーファイブ ダイバー SKX007J 通称 ブラックボーイ 
右:シチズンプロマスター マリン PMD56-2982



はい、次↓
多分、これくらいの暗さの状況が一番多いと思う。日常では。月明かりとかも、ね。
小生の仕事場でもこういう時は多々ある。

さぁ、どうですか?左から、今、何時か分かりますか?


だいたい、21時23分くらいなんですけどね、
あれれ?
右側のプロマスターの視認性が、どえらい悪い。
短針&長針の発光の色が青色なのがお判りでしょうか?
これ、シチズンさん、大きなミステイク!(残念)

青っていうのは、こうやって、カメラで撮ると、それなりに綺麗に写るんですが、
目で見ると、暗いんですよ。

それはね、以前もこのブログのどこかで書いたことあるんですが、
視感度特性ってやつです。
天下のシチズンさんが、それを理解していないとも思えないのですが、
人間の目ってのは、550nm近傍、
つまり、緑色がよく見えるっていう性質なんですな。
よって、同じ発光(蛍光)強度(エネルギ)でも、
目には、緑色の方が強く感じるって訳。
(ちなみに、青色の蛍光剤は技術的には、多分、すごいのだろうけどね)

この場合、肝心な短針、長針を青じゃなくって、緑にするべき。
青は、補助的な差し色にするべきなんですよ。
さらに、インデックスの緑色が、少し暗いですよね、真ん中や左の時計と比べると。

これ、プロマスターのインデックスは「白さ」を強調している蛍光剤を使用している
と思われます。
普通、緑色の蛍光剤は、日中に見ると、若干薄い緑色に見えますよね?
あれを回避して、真っ白に見える材料を使っているようです。
よって、暗闇で、真価を求められる時に、ぼんやりしか光らないのです。
真ん中と左のモデルが、まぶしい位に写っているのにね、プロマスターマリンちゃん
は残念なモデルになってしまいました。


そして、照明つけました。


右側のプロマスターマリンは分針(長針)の真ん中が抜けてて
これが、いまいち、はっきりしない夜光と相まって視認性を悪くさせていた
原因です。
さらに、曜日と DIVEモードを指し示す専用針があり、これがまた
視認性を悪くしているという、この時計のデザインの
もっとも、特徴的である点が、
もっとも視認性を悪くしているという、非常に残念な時計です。(笑)

それに比べて、真ん中のブラックボーイと左側のレトロホワイトは
これ以上無いってくらい
すっきり、はっきり。
右のSNZH51J1は、針の大きさがすごく良いの。
インデックスは、小さな夜光ドットがあるだけなんだけど、
視認性は良好です。

セイコーファイブのそれは、
ダイバーは、こうあるべきっていう姿でございます。

もっとも、JISで定めるところのダイバーズウォッチの規格からすると
真ん中のSKX007J 通称 ブラックボーイ とプロマスター マリン PMD56-2982が
適合です。
右のSNZH51J1は、ねじ込みリューズでもないし、ベゼルにも夜光ドットありません。

と、まぁ、夜光テストは、
一眼レフ使えば、もっと綺麗な画像で取れるんですが、
なかなか、時計を取れるようなレンズを持ち合わせていないので、
ついつい、コンデジの登場と相成るわけね。
気が向いたら、
再度、写真を撮り直して、後日、インプレします。



2 件のコメント:

  1. 餌木麿も今探してるんです 参考になります
    シーレーン狙ってますが 小型のモノが無くて悩んでます

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  2. 餌木麿さん
    こんばんは〜!
    シーレーンっすね。あれはインパクトありますよね〜!
    視認性はグンバツです。
    あの大きさを良しとするか否か(笑)
    ここにある、セイコーファイブもなかなかよろしいですよ。
    ただし、ゼンマイ式ですが(笑)
    是非、
    一本いかがでしょうか?

    返信削除