2009年9月5日土曜日


時計のサイズ(直径など)が雑誌に記載されていますが、例えば↓の図




同じ直径ですが、左のほうがかなり大きく(インパクト大に)見えます。

これは、前にオリエントスターを購入したときに感じたことと同じで、
腕時計の「着けた時の見た目」は、
外形だけでなく、文字盤径(デザインも含みますが)との相対比較によって成り立つということを
言いたくて図にしてみました。
当たり前じゃ!と言われれば、当たり前なのですが・・・・・。
(あくまでも三針の場合、クロノはまた、異なりますけど)


時計雑誌にある、外形寸法は目安にはなりますが、実際には試着するのが一番です。
ベストの石田社長も仰ってます。


小生の腕の幅(斜め上方から見たときの投影幅とでもいうのか)はだいたい60mm。
(直径ではありません)
その上下にバンドとラグがくることを考えると時計の外径は42mm程度がバランスが良いと思うのです。

ブライトリングのスーパーオーシャン ヘリテイジ46は、写真で見ると
とても素晴らしい、ベストバランス(タイ象にとっては)な時計に見えたのですが、
実際に着けてみると、でかいのです。
飾るだけならともかく、着けてみると手首の幅が70とか80くらいないと、
美しい姿になりません。ベルトの部分が殆ど見えない。

腕時計は、「見る(読む)」ものなので、そのたびにかっこ悪い(視覚的にバランスの悪い)時計を見るというのは、
多分ストレスになるんじゃないかと。
38万も出してストレスしていちゃぁ、しょうがない。


で、図の左側のようにシンプルな外観、シンプル系なら外形38mmくらいでもかなり良い感じのデザインになります。
手首にも収まりが良いですし、ワイシャツにも違和感はありません。
そういった意味で、グランドセイコーの38mm~くらい、
オメガアクアテラの38mm〜がマジでカッコいい。
アクアテラの文字盤はとても立体的で美しいです。

そうだ、ロレックスのイクスプローラ1も良いですね。(日付が無いのが、タイ象的には残念)

スポーツ系ならφ42、3mmあたりが、やはりバランスが良いかな、っていうか限界のような
気がする。

ところで
ブライトリングの38mmバージョンは、外形が38mmで、文字盤はもっと小さいので
これが、視認性が悪いというか、ちっちゃい時計に感じるのです。

だったらばオメガプラネットオーシャンが良い。
スポーツ系としてはベストバランスだと思います。

ボンドバージョンは、もっとカッコいいのですが、確か46mmだったと思う。
(45.5mmと記載されていました)
これは、試着したこと無いので分かりません。
多分でかいだろうけど。
ワルサーのガングリップをモチーフにした文字盤の仕上げと、サファイアへの透かし文字は
そそります。

パネライは44mmなら「あり」かなと思って試着してみましたが、でかい(感じる)
40mmならギリOKか、微妙だ。
パネライは、肝心なことを忘れていました。
「分」の目盛りが無いのです。(無いモデルがほとんどなのです)
これやっぱりビジネスシーンではちょっとしたストレスになるかな。
っていうか、
ビジネスでパネライつけねぇか。

この前、東横線でスニーカにマドラスチェックのシャツ
デイバックを前に抱えためがねの小太りの優先席に座っている、
いわゆる、オタク系な青年の腕にパパパパネライが!!
おお!

俺って、ついつい、自分のファッションとの組み合わせを考えちゃうんですね。
そういう発想って古いんだろうな。ま、昭和な人間ですな。
痩せて、ジローラモさんみたいになったら、パネライも似合うかななんて。

ところで、時計店に行くと、必ず鏡がありますね。
これは、時計をしている自分全体をチェックするという意味だと思いますが、
姿見でチェックしてみて下さいなんて言われて、
鏡の前に立つのって、タイ象的には少々こっぱずかしいっすね。



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