2009年8月13日木曜日

BANGKOK最終日  MBKからホテル〜空港へ

ワットポーを出て、タクシーを拾う。
前回来た時は、なかなか拾えず、炎天下の中てくてく歩いて、
なんとかタクシーをゲットしたんだった。

今回は、すんなり、タクシーゲット。タイミング良かった。

お腹もすいたことだし、MBK行きましょうと、俺。

ナショナルスタジアム駅周辺は、前回同様、人が凄い多い。
さながら、新宿みたいだなぁ、
スペースでは、ちょっとしたイベントやってて、
アイドル4人組み?
凄い盛り上がり、そして、ファンとコスプレイヤーたち。

MBKの中は、面白い。
秋葉のラジオセンターとか、そういう雰囲気。
建物自体もいまいち分かりにくいというか、他のデパートなんかとは
明らかに 何か違う雰囲気をかもし出しています。

もちろん、売っているものは、部品ではなく、ケータイだったり、パチモン時計だったり
もう、いろんなものが売っています。
おねぇちゃんと来たら、楽しそうです。
映画館もあります。
若い人が多い。

俺を見て日本人だと分かると(何で分かるんだ?って、やっぱ、
分かるんだよな~)
「コピー コピーある~」、「コピーどう?コピー トケー」って
タイ語訛りで
何十回も、声かけられる。うざいくらい。

真面目なお店らしきものもあります。
コピーを叫んでいるお店、
彼らは、コピーと提示してコピー売ってるんだから
違法では無いというスタイルらしい。

ある店で
店員
「お客さん、何欲しい、何でもあるよ~全部コピー!(笑顔)」

「・・・・・・」
店員
「このカタログ見て~、試しにこれなんかどう?」

といって、出してきたオメ○
ボンド氏が着けているやつのクロノタイプだ。
これも日本人の好みか?

ははは、「これクォーツじゃん」、って思わず言ったら

店員
「あなた~、わかるねぇ、オートマティック〜あるね~」
と出してきた。
うわ、重さも、見た目も分からんわ。
さらに、もう一つ出してきて、
「こっち、コピー、こっちがスパ コピーね~」
といって、出してきた同じ時計。
「バンドとウラ(蓋)がスパ コピー ベリーナイスね~」
2500B>4500B>6000B>だったと思う。
確かに、こりゃ、凄い。素人には分からないだろう。

全て日本語でやりとり、
なんだか、悲しくなってきた。
これは、日本人がよく買っていくってことだろう?
安いからか?見栄をはりたいからか? どんな理由だ?
ともかく、これだけ日本語話せるだんから、日本人相手に商売多いんだろうな。

小生 タイ象は、モノつくりにかかわる身。
偽物を、知ってて買うなんざ、はたしてどうかと思うのです。
いいじゃん、別に、見た目も同じだし、
分かっていて買うんだから、別に問題無いんじゃない?って思っている人
多いんだろな。
しかし、モノを作っている側の立場から考えると、そうでは無いのが分かるはず。

物ってのは、
それを作るということにかかわる全ての人が築き上げたものの上に完成された物たちな訳です。
デザイン、素材、材料、技術的な革新・進歩・苦難、それをまとめる企業や、ブランドに帰属する
そこで働く人たち(家族までもかな)の魂、これを土台とします。(他にもいろいろありますが・・・・)
その土台を拝借してコピーを作り・売り・買いするということは、
その土台を築いている人たちを否定・破壊することに繋がると思うのです。
(ひっくるめて、不法もの達を養っているとか、そういうことでは無いです)
まれにコピーがそれを上回るということも可能性としては、あるかもしれませんが、
そういうもの、つまり上回る要素のあるものは、そもそも、コピーされるほどの人気や、性能は無いと思います。(う~ジレンマですな)

こういう気持ちはともかく、行為は、やがては、自分の首を絞めることに繋がると思うのは
大げさなことでしょうか?

もし、自分たちの商品・製品がコピーされ、流通していたら、
自分たちが苦労して築きあげたものはなんだったのだろう、
そして、自分たちのものを気に入って買ってくださったお客様にたいして
そして、もしかしたら、コピーと知らずに、そのものを
自分たちの製品と信じて買ってしまった方にも
申し訳無いと思うのではないでしょうか?知ってて買っても
売ったほうは儲かっちゃう、助長してしまう訳です。
日本も、昔は、パソコンや自動車や、電化製品など、コピーだったじゃんという
意見もありそうですが、
内部を研究したり、機構を発展させたり、
または、もしかしたら、コピーしたものもあったかもしれませんが、
ブランドをコピーするということは、ありませんし、独自の目線なり、考えが反映されているからこそ
今ある日本のメーカ(ブランド)は残っていると思うのです。
トヨタが、フォードのマネをしたとしても、トヨタはトヨタで勝負した訳です。
トヨタなりの解釈を加えて。

まぁ、それはそれ、これはこれ、という意見も分かりますし、
コピーを作っている人にも、もしかしたら、凄いエネルギーを費やして、
職人技で作っている人もいるかもしれませんが・・・・・。
(でも、所詮、それは、犯罪だとタイ象は思うのです。本当にどこからどこまでが、犯罪になるのかは、知りえませんが。)
小生は、やはり、もの作りに関わるという身だからかもしれませんが、
シャレでも、買う気にはなりません。
お金を貯めるなりして、気に入ったものを、無理の無い範囲(←ここ重要)で買うべきです。
買えないのなら、それは、買う資格(今は時期では無いとう意味も含めて)がないということです。
もっとも、こういった、コピー・贋作品は、日本国内には持込できませんのであしからず。

こういうのを気軽に買うオヤジどもが駆逐される日が来ることを祈りながら
マーケットを後にしました。

フードコートで、飯を食うことに。
二つあるフードコートのうち、上のほうの(何階だったか忘れた)
コート内では、いくつかの店が閉店状態。もしかしたら、不景気のせいか?
もう16:00くらい。
ブチョさん
パッタイを注文。(タイ風焼きそば  タイ象お勧め)
もしかしたら、MK(タイスキ)以外のタイ料理を今回の出張で初めて食べたかも。です。
(昼食はいつもタイ料理だったんですけどね)

タイ象は、カリーです。

プーパッポンカリーとか、そういうのをレストランに食べに行きたかったのですが、
なんか、自分以外の飯の心配とか、そういうのに疲れたというか、
自分でやって欲しかったのもあり
フードコートに来たんですね。
まさかブチョさんを一人に置いて、単独行動するわけにも行きません。

ブチョさんは、基本的に、今回の出張では、多分小生以外と話すことは無かったと思います。
基本的にいつも同行していましので。

買い物をしたときに、ホテルの名前を書く欄とかある場合があるのですが、
そういうのもタイ象が代筆していました。
入国カードへの記入や、荷物の預かり、銀行での両替、その他やれることは全部やった感じ。
ちょっと過保護だったかなとも思いますが、これは観光ではなく、仕事だからです。
ブチョさんには、仕事に専念してもらいたかったし、
そのためにタイ象が出来ることを全力でやろうと思い、行動しました。
お陰で良い経験が出来ました。
そして、世のツアコンの方々の偉大さを痛感。

この後、どうします?
これからジムトンプソンに行きますか?
時間は既に17:00くらい。今からジムトンプソンに行けば、
ちょうど夜の前の雰囲気を味わえるかな?とか、スタバに行こうかな?なんて
空想もしていましたが、
「もう空港に行ってまったりしたい」ということになり、じゃ、これで
観光はおしまいということになりました。
ま、タイ象もそのほうが気が楽というものです。
とにかく自分のことでも手一杯なんですから。

この時点で、タイ象のケータイについている3D万歩計は18000歩!
さすがに疲れました。何しろ、炎天下ですから。

ブチョさんが、タバコを吸いたいというので、吸う場所を探します。
外で、モタサイの兄ちゃん達がタバコを吸っていたので、

「ここでタバコ吸ってOkか?」

モタサイ兄ちゃん達
「OK!」「ノープロブレム」

俺 再び
「マイペ~ンラ~イ?」
兄ちゃん達
「ハハハ、マイペンライ!」「マイペンライ」

やっぱり、タイ語で話したほうが、雰囲気いいような気がするのは気のせいか。

ブチョさん
ここで吸っててください。
俺ちょっと、タクシー拾う場所探してきますから。

この付近では、俺の空想なんだけど、

タクシーとか、停車しちゃいけないんじゃないかと思うのです。
渋滞も多いし、
見ていると、中にはタクシー拾う人もいるんだけど、
時々ケーサツが来て「早く行け」
という感じで合図しています。

ちょっと、離れたところで、バス停の近くで
皆、タクシーを拾っている場所がありました。
タクシーは良く通るみたいだし、ここなら、皆乗っているし
大丈夫だろう。

というわけで、ブチョさんを呼びにいきました。
短時間の間にブチョさん、タバコ二本を吸ったそうです。
タバコなんてやめちゃえば良いのに!ってタイ象が言うと、
辞めるくらいなら、死んだほうがマシだと言われます。


タイは、タバコ吸うところが少ないので気を遣います。
タイ象はタバコ吸いではないので、タバコ吸いの場所感覚っていうか
その辺の嗅覚っていうか、わかんないんですよね。

タクシーはすぐに拾えたのですが、
タクシーに乗ってすぐ信号待ちの時に警察官が来ました。
そして、ウンちゃんに何か話して、彼の免許証?のようなものを持っていってしまいました。

信号が変わり、走り出してすぐに信号の先の路肩に止めて
警察の車のところに彼は走っていきました。
免許証を返してもらったようです。が、150Bとられたと。
なぜ、どんな違反で150Bとられたのか分かりませんが、
まぁ、気の毒に。俺たちを乗せなければ、こういったことは無かったのかな?
もしかしたら、150余計に要求されるかもしれない。
ケーサツもぐるだったりしてな(笑)

まずは、ホテルに行くだ。

すぐに
「ミーター、ミター」と言って、
メータで走り出しました。

あぁ、もう終わりだ。
後は、ホテルで荷物をピックアップして、空港へ行くだけです。

Eチケットも、ブチョさんの分も、タイ象が持っています。
もちろんブチョさんも持っていますが、タイ象はブチョさんのパスポートのコピーまで
持っています。
ガイドブックも、辞書も、いろんなモノ物、ブチョさんのスナップもタイ象が担当です。

ぼ~っと外の風景を眺めます。
BANGKOKは、創造と破壊をどんどん繰り返しているのか、
壊れかけのビル、廃墟となったビル、などが目に付きます。
かと思えば、活気あるストリートは健在。目新しい建物も目にします。
土地が余っているのかな。
タクシーに乗っていても分かります。
日本だったら、あんな廃墟のままにしておかないだろうな。

ふと、目を前方にやると
め、メータが、消えている!!
おおい、おい、「メータ、メータ!」と叫ぶ俺。

ウンちゃん
「あはははは」

「メータ!メータ!」

ウンちゃん
「/*-+-*//+++」
何言ってるのか分からない

ウンちゃん
「500Bでどうだ?」

俺のちっちゃな脳みそフル回転
MBKからホテルまで180B(多分)
ホテルから空港まで240B(多分) 合計420B

まぁ、いいか、チップ込みだったらありだな。

「OK 500B な」

まったく気が抜けない。

そうだ、家に着くまでが旅なんだよって、kinetamuさんからメールが来ていたな。
思わず苦笑いした。

たかだか、日本円にして、数十円とか数百円とか、しかし、俺の中ではもう日本円に換算する脳は停止していて数十バーツといえども、ムムム となるのでした。

ホテルに着いてブチョさんをタクシーに残し
荷物をピックアップしに行く。
ベルボイにルームナンバー告げタグを渡す。荷物に間違いが無いか確認し
彼に20B渡す。
ベルボイと俺で二つの荷物を引いてくると、すかさずウンちゃんが走ってきて、助けてくれる。

ナイスだね~うんちゃん。一つは、トランク、一つは助手席に乗せる。
さ、もう、あとは空港だね。

車内を見渡すと、ドライバーの証明書とこのウンちゃん別人じゃん!!
しかも認識票の数字こすって消してあるじゃん!
なんだこりゃ、ピンク一色のタクシーは、前回の訪タイ時に一番良かった記憶だったんだが
最後に乗ったタクシー、これ、大丈夫か。
やっぱり気が抜けない最終日
フライトまでの残り5時間。

無事に発射できるのか?俺たち。

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